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『おと・な・り』を見ました

この不景気のあおりを受けて、仕事の方やいろいろなことがごたついているため、趣味の映画に割く時間が少なくなってしまい、さらに文章にまとめる時間もなかなかとれないため、久しぶりの映画の感想になってしまいました。

以前よりペースは落ちますが少しずつ感想をアップしていきますので、応援よろしくお願いします。

-閑話休題-

岡田准一&麻生久美子の二人が、壁越しに聞こえるお音から、お互い惹かれあっていくというラブロマンス、『おと・な・り』を見ました。

古いアパートに住むお隣同士の聡と七緒。聡は風景写真家を目指しているが、今は人気モデルの専属カメラマン。七緒はフランス留学を控えたフラワーデザイナー。壁を通して聞こえてくるお互いの生活音が、何時しか顔も合わせた事の無い二人に、お互いを意識するようになっていく。そして、聡と七緒に人生の転機が訪れる。そのとき二人は大きな変化を感じる…

大きな音が壁越しに聞こえるというのなら、まだ我慢が出来るだろうが、この作品のように丸聞こえというのは、どうにも耐えられないような気がする。さらに、生活のリズムが違うとはいえ、全く顔を合わせたことのないというのも不自然といえば不自然。

しかし、ロマンス物としてみると面白いアイディアだといえる。特に前半登場する、谷村美月が登場しているあたりは、リズムも良くまた恋愛に対する心理を表していて、面白いと思った。

ただ、物語の中心たる二人の主人公を全く接点の無いまま進めていくという展開はやや苦しいのではないだろうか。後半に展開される二人の関係を考えると、声だけでもいづいてしまうのでは?と感じた。

作品を通してみても、二人が絡むエピソードというのが無く、それぞれにおきた事柄を、もう一方は壁越しに聞こえる音だけを知る、という展開は冗長で、またキャラクターに感情移入しにくい仕上がりといえた。

せっかく美男美女の二人をキャスティングしたのだから、もう少し盛り上がる展開が欲しいと感じる。

しかし、人によってはこの緩やかな展開がいいと感じるのかもしれない。麻生久美子の、ホンワカとした女性らしさがほっと感じるのは事実だし、だからこそ騙されてしまったときに、無理してフランス語会話を練習するシーンではちょっとひきつけられる物があった。

二人の顔合わせが意外とあっさりして、さらりとラストを迎えた点ももったいないと感じたが、作品を通して大人のラブロマンス、おとぎ話というように見ればこれはこれで楽しめる作品といえるでしょう。

エンドロールで展開される『音だけの二人の生活』は、なかなか気の聞いた演出だと思いました。

公式HP:http://www.oto-na-ri.com/

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多くの人が映画の感想を書いていますので、ご覧になってみてください。

消されたヘッドライン@映画生活

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