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『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』を見ました

相棒シリーズからのスピンオフ『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』を見ました。

東京ビックシティマラソンでの事件を操作中に、顔認証システムに米沢守の元妻・知子の顔が映っていた。元妻の住所を確認した米沢は、その夜アパートの前まで訪れるが、結局会うことなく帰ってしまう。しかし翌日、知子が死体となって発見される。実はよく調べてみるとその女は元妻に瓜二つの同名の別人。事件は単純な自殺事件とも割れたが…

テレビシリーズの『相棒』は、TV朝日のドラマの中でも一二を争う人気コンテンツ。昨年、映画化され、出来はともかく、大ヒットしたのは記憶に新しいところ。

近年はTVドラマの映画化は、TV局に取ってはお決まりの手法だが、この作品に関しては企画の煮詰め段階から、お手軽に製作されたんだろうというのが明らかであった。

オリジナルは、本格ミステリー風に証拠を積み上げながら犯人と退治するのが魅力であり、水谷豊と寺脇康文はいわば、ホームズとワトソン。その証拠を積み上げるために登場するのが、今回主役となった、六角精児の演じる鑑識課の米沢である。

TVシリーズを見ている人は分かると思うが、ドラマの中では組織に縛られず、鑑識の仕事に精緻を極めたプロフェッショナルに描かれていた。その為、今回の作品では、鑑識技術を駆使して犯人を追い込んでいく展開を期待したのだが、そのあては大きくはずされてしまった。

であれば、なぜこの米沢を主役に据えて映画を作ろうとしたのだろうか、という疑問を感じざるを得ない。

そして米沢の相棒となる萩原聖人演じる相原刑事が、おおよそ刑事とは思えない。何かあるたびに大声を上げるなんて、あまりに馬鹿げている。しかも、何かあるたびに米沢と相原の意見が簡単に入れ替わるのも、馬鹿げた展開だった。

結局事件を解き明かしたのは、犯人側のミスのみで今回の主役たちは、的外れな捜査を延々と繰り広げただけではなかっただろうか。

今回のような企画が堂々と通ってしまう現状を考えると、かつて邦画不況と呼ばれた時代に、様々な知恵を絞った企画で邦画界を復活させた企画力が、邦画バブルによって失われてしまったのではないだろうか。

映画というのはTVと違って直接劇場でお金を払って見る物である。その意味で安直な企画で、目先の利益を得ようとするのは、先々の利益を失うことだというのを、今回この作品を企画制作した人々に理解して欲しい。

少なくとも私は、『相棒』シリーズのスピンオフに関しては、仮に主役を別な人間にしても、劇場に足を運んでまで見たいとは思えない。そういう意味で、せっかくの『相棒』ファンを失わせるような作品といわなければならないのが非常に残念です。

公式HP:http://www.yonezawa-movie.com/

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多くの人が映画の感想を書いていますので、ご覧になってみてください。

相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿@映画生活

(V)o\o(V)

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