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2009年3月の記事

『アンダーワールド:ビギンズ』を見ました

ライカンと死闘を繰り広げるヴァンパイア。その闘争の歴史の始まりを描く、『アンダーワールド:ビギンズ』を見ました。ちなみにkainはこのシリーズの大ファンです。

ヴァンパイア(吸血鬼族)の奴隷として使役されているライカン(狼男族)。そのライカンのリーダー・ルシアンは、ヴァンパイアの支配に不満を感じつつも、ヴァンパイアのソーニャを愛するようになっていた。

そんな二人の関係がやがてヴァンパイアとライカンの関係を変えるきっかけとなる…

アンダーワールドの前2作により、ライカンとヴァンパイアの関係は台詞の中で表現されていました。特にルシアンとソーニァ、ヴィクターの関係は一部映像化もされていました。

今回、ケイト・ベッキンセールが降板したことで、正直うまくつながる作品になるのか不安を持っていましたが、物語を含め間違いなく『アンダーワールド』の世界を補完し、新たな世界を構築してくれました。ちなみにケイト・ベッキンセールはラストにちょっとだけ登場し、『1』の冒頭にうまくつながっています。

まずソーニャを演じたローナ・ミトラがケイト・ベッキンセール演じたセリーンにそっくり。それも瓜二つと言うのではなく似ているけどどこか違うと言う微妙な違いがあり、後にセリーンが誕生する理由とうまくマッチングしている。

この作品の肝となる部分は、何故ライカンは奴隷の身分からヴァンパイアのライバルとなったのかと、ルシアンとヴィクターの確執の元となったソーニャとは何があったのか、が大きなポイント。

断片的に語られた台詞とうまく整合させるのは、脚本としては大変だったと思うが、殆どの疑問にうまく回答をもたらしたのはお見事と言いたい。(ただ、『アンダーワールド』で処刑されたソーニャは金髪だったのはご愛嬌。)

『アンダーワールド』はアクション作品、解くにガン・アクションとしても派手な演出がなされていた作品だが、今回は時代が中世と言うことで剣のみのアクションとなっている。

しかし、銃によるアクションがなくなっても、華麗な剣戟や銃に変る弓矢の表現など、シリーズ作品としてのクオリティは維持されています。

『アンダーワールド』シリーズのファンであれば『1』『2』とのリンクも含めてさらに楽しめます。そして未見の人が単体の作品としてみても十二分に楽しめる作品に仕上がっています。

公式HP:http://www.sonypictures.jp/movies/underworldriseofthelycans/

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アンダーワールド:ビギンズ@映画生活

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『ワルキューレ』を見ました

トム・クルーズ主演で、第二次世界大戦中のヒトラー暗殺計画を描いた、『ワルキューレ』を見ました。

第二次世界大戦下のドイツ。戦地で左目を負傷したシュタウフェンベルク大佐は、敗色濃厚なドイツの現状を救うには独裁者アドルフ・ヒトラーを排除する意外に無いと考える。ヒトラー暗殺のため綿密な計画を立案するが、作戦成功には一つのミスも許されない計画だった。

第二次大戦中には何度か計画実行されていたヒトラー暗殺計画。その中でもモットの成功の確率が高かったと言えるのが、この作品が扱う1944年7月の暗殺計画。ヒトラーが助かったのが奇跡的といえるほどの事件でした。

作品の仕上がりは、ドキュメンタリー風で派手な演出をせずに事件を淡々と時系列で描いており、事件の全容を把握するのに分かりやすい作品になっています。

特に後半の爆破後の展開で作戦を指揮するシュタウフェンベルク達がどのようにして追い込まれていくのか、現地の状況を掴めないなかで、次々と事態が悪化していくのが印象的です。

トム・クルーズが演じるシュタウフェンベルク大佐が綿密な計画を立案しながら、彼自身の小さなミスが、事件を失敗の原因となることも皮肉な展開と言えば皮肉な展開でした。

シュタウフェンベルク大佐は切れ者の愛国心を持った男として描かれていますが、トム・クルーズが演じると雰囲気にぴったりあっているといえました。そして、トム・クルーズの持つ雰囲気として、『憂国の士』というような基本的は善人でありながら、目的のためには強い決意で、暗殺を実行しようとする軍人であるように見えました。

そのシュタウフェンベルク大佐が強い意志を持った軍人と言うのは、爆破事件計画を練っている段階から、その後の対応について決断力にかける、あるいは優柔不断といえる作戦の首脳陣の対応からもあぶりだされます。

事件そのものの顛末は広く知られているので、ラストに向かう展開はある程度予想されてしまうのですが、そこにいたる展開は、緊迫感を切らせることなく、しかも見ごたえのある展開です。

この作品を見て感じたことは、何をなすべきかを考えた時に、完全さを求めることが必ずしも成功の原因にならないということ。そして、必要な時に必要な決断を下すと言うことが如何に難しいかと言うことです。

派手さはないものの、ヒトラー暗殺と言う歴史の転換点となるかもしれない事件の顛末を見せてくれる、人間ドラマとしてみることの出来る作品でした。

http://www.valkyrie-movie.net/

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ワルキューレ@映画生活

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今週はお勉強週間(ISMS審査員研修)

今週は一週間の間、東京在住です。月曜日から金曜日まで『ISMS審査員』認定の為の研修コースを受講します。

残念ながら、朝から晩までみっちりスケジュールが組まれているので、夜といえども楽しむ時間はなさそうです。

何せ、一週間で40時間の講義が必修で、受講後にテストがあって、合格する必要があります。

合格すると、審査員登録に必要な知識があると認められるわけです。

社外教育を受けるのは久しぶりな上に、かなり専門的なコースなので、Kainとしてはドキドキしています。

とにかく、せっかくの機会なのでじっくり勉強したいと思います。

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ISMSとは…

http://www.isms.jipdec.jp/

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『7つの贈り物』を見ました

ウィル・スミスがある目的のために、7人の人間に贈り物をするという、『7つの贈り物』を見ました。

ベン・トーマスは7人の名前が載ったリストを持っている。ペンは彼らに近づき、彼らの人生を調べ始める。そして、ある条件に一致すれば、彼らの運命を永遠に変える贈り物を渡そうとしている。彼の目的は何なのか?そして、贈り物の中身とは?その7人でなければならない特別な理由は…

ウィル・スミスは今最も収益を上げる俳優と言われていますが、この作品ではいつものコミカルな面を封印して、終始シリアスな演技を見せていました。その点では物語の内容ともあいまって、やや沈んだ感じの作品に仕上がっています。

物語としてもベンの目的が明かされれば『そういうことか』となるのですが、種明かしに時間がかかるのでそれまでは、何か目的が分からない行動の連続のように感じます。

そして、最も理解できない部分が7人を選ぶ理由です。彼の目的を考えると、その条件はどうして必要なのか、と言う部分の理由が弱いように感じます。

その為、対象者を調べる過程が、一人の女性を除いてなんともあっさりしており、最終結果の重大さから考えるととりあえず選んでしまったと言う印象を受けます。

さらに物語の比重がエミリー・ポーサと言う女性とベンの関係に重きを置くため、二人のラブ・ストーリーの側面が、特に後半押し出されてきます。この二人の関係は、物語としては十分ロマンスを感じさせる組み合わせですが、作品のテーマに対してミスマッチと感じなくもありませんでした。

たとえば彼女への贈り物が何故適合すると分かったのか、あるいは結果を考えれば彼女と深い関係を持とうとすることが、結果として彼女を苦しめることになるのでは、と言った部分が個人としては納得の出来ない部分です。

今のアメリカでは、イラク戦争の反省から贖罪というものをテーマにする作品が増えてきましたが、この作品のような自分勝手な贖罪をよしとする風潮は必ずしも良いことではないと感じました。

公式HP:http://www.sonypictures.jp/movies/sevenpounds/

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7つの贈り物@映画生活

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『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見ました

竹内結子&阿部寛のコンビが、病院でおきた事件を解決する医療ミステリ第二弾『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見ました。

バチスタ事件を解決した功績により倫理委員会の委員長となった田口(竹内結子)の元に一通の告発状が届いた。内容は『救命救急センター長の速水と医療メーカーが癒着し、同センターの花房看護師長は共犯』というものだった。その直後に告発された医療メーカーの支店長・磯部が院内で自殺する。時を同じくして足を骨折して、厚生労働省の白鳥(阿部寛)が運び込まれてきた。

前作『チーム・バチスタの栄光』はミステリー作品としては今ひとつでしたが、竹内&阿部のコンビが独特の雰囲気を作り出し好評だったと言うことで第二弾として製作されたのがこの作品。

今回も田口&白鳥のコンビが復活し、独特なテンポで事件に迫りますが、近作のミステリー部分はテーマとして第2のテーマと言う扱いです。

それでは第一のテーマと言うと、現代の救急医療の問題と言えるでしょう。もちろんこのテーマに迫ることが事件に迫ることになるのですが、画面上で描かれるサスペンスシーンの迫力が、事件そのものの印象を弱くしています。

それにも増して、救急医療の問題を提起する速水を演じた堺雅人の演技力が圧倒的。恐ろしいまでの気迫を感じます。表情と言い、目力といい本当に救急医療に身を置いて、その問題に日々苦しんでいる最前線の医師の姿を見ました。

後半で大事故を迎える病院を描きながら、救急救命センターの問題点を一つ一つ取り上げる時には、思わず目頭を熱くするシーンが続きます。そして、速見の秘密の倉庫が開かれる時には、胸を熱くすること間違い無しです。

なぜ速見は告発されたのか?その内容は真実か?そんな物語の始まりですが、この作品を見ることで現代の医療現場の問題点も知ることが出来ると思います。

もちろん田口&白鳥の軽快な?推理も前作と同じように楽しめますが、今作では堺の迫力にかないませんでした。この迫力は是非スクリーンで味わっていただきたいと思います。

倫理委員会中にタイミングよく大事故が起きるのはちょっと都合よすぎる気がしますが、その後の展開を考えると必要な都合よさと考えましょう。

劇中で速水が言う『一つでも救える命』に対して、真摯であればあるほど、劇中のような医療と経営の問題を考えさせられました。

ジェネラル・ルージュと呼ばれる速見の真の姿は、そして何故彼は『ジェネラル・ルージュ』と呼ばれるのかと言う視点で見るのも面白いのではないでしょうか。

堺雅人のファンはもちろんですが、劇場で見る価値が十分にある作品ですので、決してお見逃し無いように!

絶対のお勧めです!

PS.ラストに白鳥の登場した時の、スタッフの姿が実に印象的で、大笑いしました。

http://general-rouge.jp/index.html

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ジェネラル・ルージュの凱旋@映画生活

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『チェンジリング』を見ました

アンジェリーナ・ジョリーが行方不明になった息子を探す母親役を熱演した、『チェンジリング』を見ました。

1928年、ロサンゼルス。シングルマザー・クリスティンの息子・ウォルターが、ある日突然姿を消す。5ヶ月後、イリノイ州で発見されたが、警察が連れてきた少年は別人だった。クリスティンは再捜査を訴えたが警察は聞き入れない。息子を取り戻すまでに決してあきらめないと誓うクリスティだが、様々な圧力がかけられる。

実際にあった事件を基にしているだけに、画面上で繰り広がられる事件には派手さこそないものの、明日にも起こりえるのではないかと言う緊迫感を感じる。

ジョリーの迫力ある姿に鬼気迫るものを感じます。それにもまして警察からの様々な妨害を受けながらも息子のことを忘れない母親と言うものを全力で演じていると言ってもいいでしょう。

イーストウッド監督は派手な演出をしなくとも映像に迫力を持たせ、しかもストーリーをしっかりと組み立てることで、この事件を巡る関係者達の醜悪さを表現したと思います。

警察と市長の考える権威主義的な考え方は、今の日本でも見られる傾向ですが、このときの警察機構は完全に腐敗しており、捜査よりも政治的な動きや、ギャングとの癒着で利益を掠めている。

だからこそ自分達の組織が批判されることを好まず、批判するものを様々な形で排除するような組織になっているのでしょう。

結果として、この事件があればこそ警察組織を告発できたわけではあるが、その結果犠牲になった子供達がいるのは悲劇と言わざるをえません。

ラストの場面で小さな希望をもたらしますが、この点は現実を考えると少し残酷な構成かもしれません。

権力が腐敗することで市民の生活が脅かされるだけでなく、市民に対して正義を妨害しようとする、少なくともこの作品の時代にはそういったことが現実にあり、それがために連続殺人が発生し、その母が弾圧を受けるという、なんともやりきれない社会であったわけです。

一握りの善良な市民が立ち上がり警察に立ち向かっていくと言う展開は、同時に市民が今までは権力を正そうとしていなかったこと、あるいは正す努力をしなかったことに対する、厳しい非難でもあるのかなと感じました。

単に子供を巡る母親の話としてではなく、社会に対する一つの厳しい批判を織り込んだ、社会派のドラマと言えるのではないでしょうか。

公式HP:http://changeling.jp/

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チェンジリング@映画生活

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『少年メリケンサック』を見ました

宮崎あおい主演で、パンクバンド・少年メリケンサックを巡るドタバタを描く、『少年メリケンサック』を見ました。

レコード会社の新人発掘担当・栗田かんなはネット上で『少年メリケンサック』と言うバンドを見つけた。早速契約をするため連絡を取るが、そこにはすでにおじさんとなった、『少年メリケンサック』の姿があった。

昨年『デトロイト・メタル・シティー』でも取り上げられたようにヘビメタやパンクはすでに絶滅危惧種とも言える状況。だからこそこのようなコメディタッチの作品が生まれてくるのでしょう。

人気脚本家の宮藤官九郎が監督・脚本を務めていますが、肝心の脚本が上っ面を取り繕った出来、映像もとりあえず小さな笑いを混ぜ込んだ深みのない映像、と完成度としては今ひとつのように感じます。

特にジミーの描き方には大いに疑問。この点だけでも作品としての中身の薄さを表しています。おじさんバンドを取り上げるにしても、もっと現実的な料理の仕方はなかったのでしょうか。

ただ、佐藤浩市はぶっ飛んでた。しかし、安っぽい台詞とシモネタがそのぶっ飛んだ演技を生かしきれていない。それを生かすだけの脚本に仕上げられなかったのは残念ですが…

その意味では宮崎あおいのキュートさは満喫できます。宮藤監督は宮崎あおいのために脚本を用意したのでしょうか。

私としては笑いを取る為に、あまりにも適当な設定をしているとしか感じず、物語にのめりこむことが出来ませんでした。現在の人気脚本家の創り上げたものが、この程度かと言うことは残念でなりません。

公式HP:http://www.meriken-movie.jp/

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少年メリケンサック@映画生活

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『チェ 39歳別れの手紙』を見ました

ソダーバーグ監督が描くチェ・ゲバラ二部作の後編、『チェ 39歳 別れの手紙』を見ました。

キューバ革命を成功に導いたゲバラは、貧しい中南米諸国を救うと言う夢を捨てられず、盟友カストロに一通の『別れの手紙』をしたためてボリビアへと旅立った。

第一部『28歳の革命』では成功を上り詰める過程が描かれたわけですが、『39歳別れの手紙』では夢と現実の差を知らされ、絶望の淵に追い込まれる過程が描かれます。

キューバ革命の時と違い、ゲリラのリーダーとなったゲバラではあったが、カストロのような政治感覚がなく、また軍事的にはアメリカの後ろ盾を受けたグアテマラ政府の攻撃に、後手後手に回ってしまう。

この点はもともとは医者であり、特に軍事的な専門訓練を受けていないゲバラでは、なすすべがなかっただろう。特にグアテマラ政府軍には、第二次大戦中にフランスのレジスタンス狩りを指揮した、元ナチスの将校クラウス・バルビーが軍事顧問として指揮を執っている。

そもそもアメリカの後ろ盾でかくまわれていたバルビーはゲリラ戦のプロとして、情報を駆使してゲバラたちゲリラを追い詰めていくわけである。

そしてキューバ革命の英雄としてのゲバラではあるが、グアテマラでは外国人であるがゆえに、最も革命に必要な人身掌握の障害になってしまう。そんな偏見によって失望を味わうことなどもしっかりと描かれ、人として苦しむゲバラの苦悩が伝わりました。

この作品を見て、やはり革命のような大きな時代の動きには、人間一人ではどうにも出来ない物が存在するのだと感じます。これこそが、級ー場では成功し、グアテマラでは失敗した大きな原因でしょう。

そして、一度動き出してしまえば中々とめることの出来ない、人の運命。その運命に導かれたゲバラ自身も時代の露と消え、その名を歴史にとどめることになった。

若き革命家が、理想を追い求め理想のために散っていった、そんな人生をkの作品で追体験知ることが出来ました。

公式HP:http://che.gyao.jp/

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チェ 39歳 別れの手紙@映画生活

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『マンマ・ミーア!』を見ました

かつての人気グループ『ABBA』の名曲をふんだんに使ったミュージカルを映画化した、『マンマ・ミーア!』を見ました。

ギリシャのエーゲ海に浮かぶ小島。結婚式を翌日に控えたソフィは、まだ見ぬ父親と共にヴァージン・ロードを歩くことを夢見ていた。父親が誰なのかを知らされていなかったソフィは、母親ドナの日記から、ドナのかつての恋人たち3人を結婚式に招待してしまう…。

ABBAの曲というのは世代を超えて愛されているのか、いまでもときどき耳にする。数年前にも『ダンシング・クイーン』が頻繁にテレビでかけられていたと記憶している。

そんなABBAの曲を使った見上げられたのが、ミュージカル『マンマ・ミーア!』。そしてその作品を映画化したのがこの作品。舞台版は日本では劇団四季が上演しており、人気プログラムと聞いている。

映画版では主人公のドナにメリル・ストリープ、ソフィーにアマンダ・セイフライド、ドナのかつての恋人に元007のピアーズ・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルドと中々の配役。

舞台では感じることのできない、エーゲ海の美しい映像をバックに結婚式までのドタバタぶりを、楽しませてくれる作品だった。

ほとんどの日本人にとっては、ノリのいいリズムと楽しそうに歌う役者たちを見ることでかなり楽しめる作品に仕上がっているのではないだろうか。

というのは、この作品『歌』についてすべて本人がうたっているのだが

、英語で歌われても正直うまい下手を聞き分けられない人がほとんではないだろうか。もちろんkain自身も聞き分けられなかった。

本職の歌い手ではないストリープやブロスナンの歌が舞台と比べればうまいとはいえないのではないかと思うが、幸か不幸か英語では…

さて物語は結婚式までの一日を描いており、テンポよく話が進み随所にリズムのいい音楽が流れ、それに合わせて役者たちが楽しげに踊っているので、見ているほうもつい曲を口ずさんでしまう。

元が舞台ということで物語に広がりは感じないが、本当の愛とは何かというテーマを面白おかしく見せてくれました。

とくにノリノリなのがメリル・ストリープで、御年60歳になるにもかかわらず、軽やかに踊る姿には恐れ入りました。演技力はさすがのもので、場面場面の表情がしっかりと演じ分けられているのは、アカデミー女優ならではでしょう。

アマンダ・セーフライドは私の記憶では『ミーン・ガール』ぐらいしか記憶がなかったのだが、この作品を見るとブレイクするのではないかと感じる。健康的で溌剌とした笑顔と美しい歌声に要注目です。

作品を見るだけでどんな暗い気持ちも吹き飛ばしてくれるような、楽しい作品です。できればABBAの曲を一度聞いてから劇場に足を運ぶとより一層楽しめると思います。

公式HP:http://www.mamma-mia-movie.jp/

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マンマ・ミーア!@映画生活

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『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を見ました

老人として生まれ、年々若返っていく男の人生を描いた、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を見ました。

80歳の老人として生まれた、ベンジャミンは老人ホームの世話人夫婦に拾われその子供として育てられる。少年期を迎えたベンジャミンは美しい女性デイジーと出会う。二人は運命に導かれ人生を歩んでいくのだった。

ブラッド・ピットが特殊メイクを駆使して見事な演技を見せてくれます。しかも人生の節目が他人と逆になるという難しい部分を、面白味を加えつつ的確に表現していて、なかなか面白い作品だと思います。

少年期に迎える少女との出会いも、老人の容姿から誤解されたり、情熱的に迫ってくる若さに対して、大人の対応をとってしまったりと、デイジーとの関係だけ見ても、外見と中身がマッチすることが人間関係を作るうえで重要であるかということも考えさせられました。

同年代といっても、少年が青年になるときにベンジャミンは老人から青年になっていく。ということは、彼とは同じ年代を経験することは、本の一瞬しかないということである。

そのうえで、このデイジーを演じたケイト・ブランシェットが年を重ねるごとに大人の魅力を蓄える女性をとてもうまく演じていました。

ピットにしてもブランシェットにしても演技力を感じさせるのは老人となったときの演技で、とくにブランシェエットには大人の女性としての包容力と寛容さそして優しさを見せてくれます。

物語としても人と出会うことに容姿がいかに大事か、あるいは容姿というものにどれだけ左右されるかを感じましたが、同時に結局人生を歩んでいる中では、容姿がどうあろうと歩み続けるしかないのだということを教えられた気がします。

最初に提示される時計の物語との関係を考えると、人生を歩むことについて考えさせられる作品でした。

公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生@映画生活

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『アンダーカヴァー』を見ました

マーク・ウォールバーグ&ホアキン・フェニックスの共演で、ニューヨークでの犯罪に対して運命の交錯する兄弟を描いた、『アンダーカヴァー』を見ました。

警官一家に生まれたボビーはクラブのマネージャーとして夜の世界で暮らしていた。しかし、そのクラブはロシアンマフィアたちの犯罪の温床となりボビーの兄と父が捜査の手を伸ばそうとしていた。

犯罪に立ち向かう兄弟を描いた作品だと思っていましたが、ちょっと趣の違う作品でした。

この手の作品にマーク・ウォールバーグが登場すると、かなり緊迫感を感じさせてくれますが、そんな彼が早々と退場してしまうのは、何とももったいない。しかも、せっかく復活してもボビーの引き立て役にしかなっていないというのでは、キャラクタの魅力半減です。

その分ロバート・デュバルが魅力的な父を演じていますが、そんな魅力をもってしても後半の脚本のバランスの悪さをカバーすることはできません。

その最大の欠点が、ボビーの描き方です。とくに後半の描き方はダーティ・ハリーかジョン・マクレーン並みの大活躍。リアルなクライムアクション映画と思っていただけに少し残念でなりませんでした。

公式HP:http://www.undercover-movie.jp/

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アンダーカヴァー@映画生活

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『おくりびと』を見ました

(この文章は1月末にまとめたものです。一部アカデミー賞についての記載をしましたが、そのままにしてあります。)

本木正弘主演で、死者を棺に納める納棺師を描いた、『おくりびと』を見ました。

オーケストラ奏者の夢をあきらめ、地元に帰った大悟は求人広告に応募した。しかし、それは納棺師という仕事だったが、大吾は妻との生活のためその仕事に就くのであった。しかし、周囲の見る目は冷たく、妻にも理解してもらえない生活だった。

テーマ的に非常に珍しい作品に仕上がっていると思います。日本式の葬儀を正面からとらえ、しかも、死者を棺に納めるという儀式の中でもかなり特殊な部分を取り上げ、親族にとっては生から死の橋渡しでありながら、他者にとっては死者と取り扱うという忌み嫌われる面も描いて、大変興味深い作品でした。

この作品原作を読んだ本木自身が積極的に映画化に動いたということで、演技にも死者に対する尊厳と緊張感を漂わせています。にもかかわらず全体を通しては暗くなりそうなテーマを、コミカルな話を織り込んで、上手に観客を楽しませてくれます。

ただ、物語の本質は生と死ということで、その点については考えさせる部分が多々ありました。この点が日本の文化的側面を表しています。そのことは、風呂屋の女性に関する物語と大吾自身が父を納棺する物語によく表れています。

死者に対する尊厳、あるいは死者との別れに対する心構え、そういったものをしっかりと区切りをつけるための納棺の儀式。今回アカデミー賞の外国映画賞にノミネートされましたが、この作品のテーマ自体が、日本人的に見ても地味で、さらに死者に対する文化的宗教的な違いがあるので、はたしてアメリカ人に理解してもらえるのかは、少し難しいのではないでしょうか。

しかし、映画作品としてみると家族や友人との心の交流というものに関して、とても考えさせられる、大変いい作品だと思いますので、機会があればぜひご覧になることをお勧めします。

公式HP:http://www.okuribito.jp/

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おくりびと@映画生活

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☆★☆★☆滝田洋二郎監督作品☆★☆★☆

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