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『X-ファイル:真実を求めて』を見ました

超常現象を綴った『X-File』を捜査する、モルダー&スカリーの二人をの活躍を描いたTVシリーズ『X-File』の劇場版第二弾、『X-ファイル:真実を求めて』を見ました。

無実の罪を着せられ隠遁生活を送るモルダーの元に、現在は医師として働くスカリー経由で、FBIより捜査協力の依頼が届く。その事件には、未来を見通す力を持つ、ジョー神父が捜査に協力していたが、彼は同時に容疑者にもなっていた。

TVシリーズ『X-File』はアメリカでは9シーズンまで続いた人気シリーズ。日本でもDVDが発売され、高い人気を誇っています。この作品はそのTVシリーズより6年後でモルダーもスカリーもFBIを離れていることになっています。

ストーリーはある失踪事件を中心に進みますが、モルダーに依頼されるのは神父の能力の真贋と言うもの。もちろんモルダーとスカリーの役割はTVシリーズと同じで、物語をうまく進めていました。そして、その失踪事件の真相に近づくほど、神父に対する疑惑が深まっていく。

実はスカリーの意思として抱える問題が、この事件の真相に大きなつながりがあるのだが、この点は少しわかり難かった。というのも、犯人側が、『何故』こんな事件を起こしているのかが、深く描かれていないのだ。そのため、犯人側の行動を理解することができない。

確かに早い段階で明かせないの輪わかるのだが、ヒントすら提示されないのはいかがであろう。『X-File』は一見ありそうな事件に不可思議なことがあり、実は真相は『何々』であった、という展開を売りにしていたはず。今回の作品はその点ちょっと不親切。

モルダー&スカリーもやはり年数を経て、TVシリーズの鋭さが影を潜めてしまい、事件に迫る鋭さが無く、スピーディーさにかけてしまっていた。また医師としての時間を持つスカリーが、ちょくちょくモルダーと別行動をとってしまうのも、リズムを悪くしている。

ただ、サイコ・ミステリー作品としてはさすがに手馴れていて、演出などもTV版のファンにとっては馴染み深いものだと思う。もちろん二人の掛け合いもTVシリーズのテイストを残している。

今回ゲストとしてアマンダ・ピートが登場するが、彼女の扱いがちょっとあいまいだったかな、彼女のファンとしてもう少し活躍させてほしかった。

さて、その上でこの作品を評価すると、やや厳しい点をつけざるを得ない。というのも『X-File』のシリーズの中には、この作品よりも出来の良いエピソードが何本もある。確かにシリーズの中に組み込まれていれば、楽しめた作品かもしれないが、一本の映画としてみると最後の落ちこそ『X-File』らしいが、そこにいたるストーリー展開にはあまり『X-File』らしいものが感じられなかった。

『X-File』としてではなく、単独のミステリー作品であればまぁ普通の評価としたいが、人気シリーズの続編であれば明らかい物足りない出来であった。

お得意のUFOや政府の陰謀が絡まなかったことから、テーマ的にも肩透かしを食ったように感じました。

『X-File』ファンにとってはまずまず楽しめる作品ですが、シリーズを見ていない人にとってはちょっと敷居が高い作品ではないでしょうか。

公式HP:http://movies.foxjapan.com/xfilesmovie/

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X-ファイル:真実を求めて@映画生活

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受信: 2008年11月17日 (月) 07時00分

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