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『アイアンマン』を見ました

巨大軍事企業のCEOが、テロ撲滅のため、自ら開発したパワードスーツ・アイアンマンとなって戦う、『アイアンマン』を見ました。

巨大軍事企業の社長で、天才発明家のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、テロ組織に拉致されてしまう。彼は密かにパワードスーツを作り、脱出に成功、奇跡的に生還する。テロ撲滅を決意した彼は、自らの手で更なるパワードスーツ=アイアンマンを開発する。

アメコミヒーロー物として、ハルクなどと同じマーベル・コミックを原作としている作品。今年公開された『インクレディぶる・ハルク』にすでにトニー・スタークが登場しており、マーベル・コミック世界観の構築が行われている。これらは、マーベルヒーロー大集合の『アベンジャーズ』繋げるための準備である。

作品としては、ロバート・ダウニー・Jrをはじめ、テレンス・ハワードやグウィネス・パルトロウなど演技上手がキャスティングされているため、中々見ごたえのある作品となっていた。

天才発明家と言う側面を持つとニーが、一人でアイアンマンを開発するのもすごいが、洞窟でそんなハイテク兵器を開発できてしまうのがさらに驚き。

しかも監視しているテロリストが、そのことに全く気づかない点やほんの数週間で開発してしまうなど、原作が漫画であることを感じさせる。

たった一人ですごいロボットなどを開発してしまうのには、ややノスタルジックなものを感じた。かつてkainが夢中になった『マジンガーZ』や『ゲッターロボ』などたった一人の博士が開発したものだった。

ロボットや今作のようなパワードスーツは、自己増強の願望の現れ、あるいはヒーロー思考実現の道具だと言われるが、アイアンマンはバットマンなどと同じく自己増強願望の現われだろう。だからこそ段階を追った発展があったり、機能不全を抱えたりする困難が描かれている。

ただし、トニー・スタークのキャラクターについては設定が少々甘い。巨大軍事企業の社長たるもの、いくらテロに自社の兵器が使われたと言っても、そう簡単に宗旨替えするような人間では勤まらないだろう。

脇を固めるグウィネス・パルトロウとテレンス・ハワードの好演とSFXを多用したアイアンマンの活躍は、やはり迫力のある仕上がりとなっており、単純に楽しむことが出来た。

ヒーロー物としての基本をしっかりと抑えているので、大人から子供まで安心してみることが出来るだろう。比較的暴力描写も少なく、性的シーンも皆無なことも、ヒーロー物作品として上品な仕上がりといって良い。『ダークナイト』のような、リアリティを追及する作品もいいが、ヒーローを一番好む青少年世代にあれは少しきつすぎる。

と言うわけで、大人から子供まで安心してみることが出来るヒーロー物と言うことで、良作だと思います。

PS.エンドロール後におまけがありますので、席を立たないほうがいいですよ。

公式ページ: http://www.sonypictures.jp/movies/ironman/

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多くの人が映画の感想を書いていますので、ご覧になってみてください。

アイアンマン@映画生活

kain

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