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『ギャラクシー・クエスト』は如何でしょうか?

kainは宇宙大作戦(『STAR TREK』:以下ST)の大ファンです。

オリジナルからTV・映画を応援し続けていました。

本国アメリカでは、スペースシャトル1号機に『エンタープライズ』と名づけさせるほど、熱心なファンも多く、イベントなどでは数千人規模になることもあるそうです。

そんな人気のある作品ですから、パロディネタになったりすることも多く、映画を見ていると何気にネタ振りされていたりする時があります。

今回紹介する『ギャラクシー・クエスト』は、オリジナルのSTを完全にパロディ化した作品。

かつての人気SF・TVドラマ『ギャラクシー・クエスト』。放送から15年経ってもその人気が衰えることは無く、いまだにイベントでは多くの人が集まってくる。ある日かつてのTV電波を宇宙の彼方で受信した、宇宙人が艦長役のマイケルの元を訪れ、自分たちが危機に瀕しているから助けてほしいと頼まれる。

てっきりロケの依頼と勘違いして出向いたマイケルは、凶暴なサリスとの交渉で一方的に攻撃をし敵を撃退する。そんなマイケルは、地球へ帰るときにロケではなく、本当の宇宙にいることに気づく。ドラマさながらの活躍をしたマイケルは、Drラザラスやグウェンとともに、再び襲ってきたサリスと対決するため、宇宙へと向かうのだった、が…

この作品、SFドラマを現実の記録映像と考え、自分達の文化に基礎としたサーミアンたちが、自らの危機に伝説の英雄を迎えようとするところが面白い。

作品ではTVで描かれたことを真実と受け止め、忠実に再現した宇宙船が登場する。これが後半に笑いを提供する。TVシリーズの中では緊迫感を盛り上げるために、色々な仕掛けがされているわけだが、これが現実になると、グウェンの台詞にあるように『どうして通路に人の通行を妨害するようなものがあるの!』とか、手すりも無い一本橋みたいな通路、なぜか整備用の通気管を通らなければ目的地につけないなど、STシリーズでもファンが疑問を呈していたことを、堂々と映像化し、疑問を投げかけます。

ちなみに通気管はSTではTNGより『ジェフリーチューブ』と名づけられ、数々の危機を乗り切る際に、何故か利用されています。セキュリティがゆるいことも特徴ですね。

そのほかにもどんなに大活躍しても、結局は艦長だけが賞賛されたり、毎回ゲストで来る女性を本当に口説いているなど、STファンとしては笑う箇所だらけです。

STの人気キャラといえば、バルカン星人のMrスポック、演じるのはレナード・ニモイ氏ですが、彼はこの役が当たりすぎて、後に『私はスポックではない』という本を出したほどです。ちなみにニモイ氏は『スパイ大作戦』などでもレギュラー出演をしていました。

『ギャラクシー・クエスト』では同様の役としてDrラザラスがおります。演じるのはアラン・リックマン、スネイプ先生です。彼の気難しそうな表情がバルカン人スポックを髣髴させます。(STを知らない人のために解説すると、バルカン人は感情を持たない人種という設定です)

決め台詞があり独特の風貌を持っている、そんな特徴的な彼も、この役のイメージから離れたいと持っている役者。しかし、人気キャラであることから、後半彼のために死んでもいいと言ってくれた宇宙人がいるほど。そのことで彼に変化があるのはいうまでもありません。

さらにウィーバーの演じる通信士は、STのウーラ中尉がモデルでしょう。何故かコンピュータは彼女にしか反応せず、コンピュータが声を発するのに、わざわざ結果を再度艦長に口頭で知らせる。台詞にもある『馬鹿みたいだけど』というのもうなずける。そもそもウィーバーがなぜこの作品のオファーを受けたのかも、かなり疑問だが…

終盤に向けてTVのストーリを参考に解決策を見出していくことや、徐々に役になりきり自信を深めていくなど、コメディ作品としてとても面白い作品ですので、機会があれば、ぜひ一度ご覧になってください。

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kain

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コメント

はじめまして、ちょくちょく拝見させていただいてます!
『ギャラクシークエスト』
ある映画サイトで超おすすめ映画になっていて、すごく気になってました。STシリーズはそんなに詳しくはないんですが・・
『ギャラクシークエスト』観てみようと思います!

投稿: マーボー | 2008年9月22日 (月) 00時57分

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