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『ハンコック』を見ました

ウィル・スミスが嫌われ者のスーパーヒーローを演じる、『ハンコック』を見ました。

カリフォルニアで日々悪を退治するヒーロー・ハンコック。しかし、もてましたパワーのおかげで、道路は壊す、看板は壊す。挙句に酒を飲んだまま活動し、市民の嫌われ者だった。しかし、彼に助けられたレイによって、愛されるヒーローを目指すのだが…

有り余るパワーをもてあまし、市民に迷惑をかけるという構図は、おそらく現代のアメリカの軍事力を皮肉っているのだろう。したがって、レイが行うプロモーション活動も、米軍がアフガンやイラクで行っているPR活動と重なっている。

ただ、描き方として、結局はハンコックが必要であることにつながる点は、アメリカ人的だと感じた。

そんな、穿った考え方もできるが、娯楽作品として見てもなかなか楽しめる。やはりヒーローが酔っ払いの嫌われ者であるというアイディアが秀逸であると感じた。

前半のハチャメチャ感は、スーパーマンやバットマンのようなヒーローと比べて見ると、人間味を感じる作品である。そういった意味でシャーリーズ・セロン演じるメアリーの正体が明かされるまでの展開と、それ以後の展開に違和感を感じた。

もちろん後半の展開も面白いのだが、奇抜なアイディアで引っ張った前半と比べると、恋愛ドラマ仕立ての後半はパワーダウンしているとも言える。

これメアリーの登場時点から、明らかに意味ありげなカットを繰り返し映し出すため、見る側がある程度先を読んでしまうためでもある。その結果、メアリーの正体が明かされても『やっぱりそうだったのか』というようになってしまった。

そして後半のドラマ展開が二人の関係に大きく依存するため、どこかで見たようになってしまった点が、作品の展開が尻すぼみになっていた原因だと思う。

とは言え、一本の作品としてみると十分楽しんで見ることができるし、派手なSFXもあり、劇場で見ると迫力十分な映像なので、劇場で鑑賞することをお勧めしたいと思います。

 http://www.sonypictures.jp/movies/hancock/

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kain

***ウィル・スミス&シャーリーズ・セロン出演作***

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