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2008年8月の記事

『ハンコック』を見ました

ウィル・スミスが嫌われ者のスーパーヒーローを演じる、『ハンコック』を見ました。

カリフォルニアで日々悪を退治するヒーロー・ハンコック。しかし、もてましたパワーのおかげで、道路は壊す、看板は壊す。挙句に酒を飲んだまま活動し、市民の嫌われ者だった。しかし、彼に助けられたレイによって、愛されるヒーローを目指すのだが…

有り余るパワーをもてあまし、市民に迷惑をかけるという構図は、おそらく現代のアメリカの軍事力を皮肉っているのだろう。したがって、レイが行うプロモーション活動も、米軍がアフガンやイラクで行っているPR活動と重なっている。

ただ、描き方として、結局はハンコックが必要であることにつながる点は、アメリカ人的だと感じた。

そんな、穿った考え方もできるが、娯楽作品として見てもなかなか楽しめる。やはりヒーローが酔っ払いの嫌われ者であるというアイディアが秀逸であると感じた。

前半のハチャメチャ感は、スーパーマンやバットマンのようなヒーローと比べて見ると、人間味を感じる作品である。そういった意味でシャーリーズ・セロン演じるメアリーの正体が明かされるまでの展開と、それ以後の展開に違和感を感じた。

もちろん後半の展開も面白いのだが、奇抜なアイディアで引っ張った前半と比べると、恋愛ドラマ仕立ての後半はパワーダウンしているとも言える。

これメアリーの登場時点から、明らかに意味ありげなカットを繰り返し映し出すため、見る側がある程度先を読んでしまうためでもある。その結果、メアリーの正体が明かされても『やっぱりそうだったのか』というようになってしまった。

そして後半のドラマ展開が二人の関係に大きく依存するため、どこかで見たようになってしまった点が、作品の展開が尻すぼみになっていた原因だと思う。

とは言え、一本の作品としてみると十分楽しんで見ることができるし、派手なSFXもあり、劇場で見ると迫力十分な映像なので、劇場で鑑賞することをお勧めしたいと思います。

 http://www.sonypictures.jp/movies/hancock/

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kain

***ウィル・スミス&シャーリーズ・セロン出演作***

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ついに公開決定!『僕らのミライへ逆回転』

前にも書きましたが、kainが心待ちにしている作品、ジャック・ブラック主演『僕らのミライへ逆回転』のこの秋公開が決定しました!

どんな作品かというと…

あらすじ: 街角の古めかしいレンタルビデオ店で働くマイク(モス・デフ)は、旅に出た店長のフレッチャー(ダニー・グローヴァー)から店を任されて大張り切り。しかし発電所で強い電磁波を浴び、体が磁気化してしまった友人ジェリー(ジャック・ブラック)のせいで、店内の全ビデオの中身が消去されてしまう事態が発生する。(シネマトゥデイ)

解説: ビデオテープの中身を消してしまったため、自作自演で名作や旧作映画を撮るハメになったレンタルビデオショップ店員の奔走を描く奇想天外なコメディー。監督は『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー。主人公の店員を『16ブロック』のモス・デフ、彼の人騒がせな友人を『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックが演じる。『ゴーストバスターズ』など、ヒット映画を手作りで撮ろうとする主人公たちの風変わりな奮闘と、一転してノスタルジックな味わいのラストに注目だ。(シネマトゥデイ)

どうですか?映画好きにはたまらない企画作品だと思いませんか!

秋の公開を心の底から待ち焦がれています。気になった方も気にならなかった方も公開されたら見に行ってみませんか?

(まだ宮城の公開予定は決まってないみたいなのが残念)

公式HPはこちら

http://www.gyakukaiten.jp/

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kain

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【DVDお買い得情報】『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

今年1月に公開された『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のDVDが発売されていることはご存知だと思いますが、いまAmazonでは『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 ブックレット付プレミアム・ボックス (数量限定生産)』を63%offの1,853円で販売中です。

初回限定版ですが、通常版より1000円以上安く販売されています。

この作品を気に入っている方や、デップファンの方にはお買い得だと思います。

下のAmazonのリンクからどうぞ!

○作品の感想:

http://kain-starolad.cocolog-nifty.com/21/2008/01/post_838b.html

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『ベガスの恋に勝つルール』を見ました

一夜で意気投合して結婚した二人が、スロットで当てた300万ドルをめぐってのどたばたを繰り広げる、『ベガスの恋に勝つルール』を見ました。

恋人にふられたジョイと、親の会社を首にされたジャックは憂さ晴らしのためにラスベガスへ。そこで偶然であった二人は意気投合した結果、朝には夫婦となっていた。結婚無効を申し立てることで合意した二人だが、1枚残ったコインでスロットをしたところ大当たり、300万ドルをめぐる戦いが、始まるのだった。

ラスベガスといえば、世界でも有名な歓楽の町。華やかなカジノや色々なアトラクションつきのホテルなど、大人の遊園地といっても過言ではない町。そこで浮かれすぎた二人を演じるのが、やり手の株トレーダー、ジョイをキャメロン・ディアス。大人になりきれないだめ男にアシュトン・カッチャー。

二人が繰り広げるドタバタ劇は、台詞などを考えるとやや大人向けである。しかし、美男美女の二人が繰り広げると、なんとなくおしゃれに感じる。これが主演の二人が40代だったら、少し違ったものになるだろう。

表情をうまく操るディアスが、今回もキュートである。kainが特に気に入っているのは、CMでも使われた、スロットの賞金を受け取る際に、指を立てて指輪の存在をアピールするシーン。にこやかな笑顔の影にどんな思惑があるのやら…

ディアスは、ラブコメにも多数出演しているが、その中でも必ず存在感を感じさせる。特に場面に応じた表情やしぐさをしっかりと演じ分けている事は、高く評価したいと思う。

今作でもベガスの夜の弾けっぷりといい、後半の自分の気持ちをうまく表せない時の表情といい、なんとも言えずかわいく写っている。個人的にも彼女のようの笑顔の女性は大好きである。

対するアシュトン・カッチャーは、やや童顔と思うやさしい表情で、女性人気が急上昇中。今作でも、根は前任で、悪戯ならするが、悪人にはなりきれない男という役割が、ぴったりとはまっている。

この美男美女が300万ドルをめぐって、『いかに自分に有利になるか』を争うというこの作品を、陰湿にならずに見ることが出来る。しかも、二人のやる事はかなり過激なことから、子供の悪戯レベルまで何でもありで、結構笑う部分もある。

おそらく大方の人はこの作品の結果がおおよそ予想できるだろう。ハリウッド製ラブコメの教科書のような展開が繰り広げられるので、カップルや友人同士で見に行くには楽しい作品です。

従って、ディアスが株トレーダーに見えないとか、カッチャーがダメ男にしてはたくましすぎるとかいうのはご法度。シンデレラ等のように、夢の世界を描いているものとしてみるのが正解です。

そして、いい味を出しているのがクイーン・ラティファ。こんなカウンセラーがいたら、だますことは考えられないし、ちょっと迫力ありすぎで怖いくらいです。

まあ、男と女は何がうまくいくのかについて、100%の正解はありませんから、こんな夢のような組み合わせの二人がめぐり合うこともあるかもしれないと思って、作品を楽しみましょう。

ちなみにkainなら、ディアスと結婚できるなら1日でも幸せだと思います…

http://movies.foxjapan.com/vegas/

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kain

↓キャメロン・ディアス&アシュトン・カッチャー出演作↓

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『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』を見ました

『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』を見ました

蘇ったミイラとブレンダン・フレイザー演じるリックとその家族の戦いを描いた、『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』を見ました。

第二次世界大戦後、冒険生活から足を洗い平凡な生活を送っているオコーネル夫妻。一方二人の息子アレックスま、中国で古代の皇帝の墓を発掘した。実かのろいにより封じられていた皇帝を蘇らせようと、中国軍の将軍がたくらんでいた。

前2作はエジプトを舞台としていた作品ですが(放題の『ハムナプトラ』は古代エジプトの町の名前)、今回は中国を舞台に変更。また、レーチェル・ワイズの降板により、新たにマリア・ベロがキャスティングされた。

このマリア・ベロがどうにもミスマッチ。前作から約20年後という設定なのだが、かつては博物館に勤めていた筈だが、考古学に関する知識を持ち合わせているという描写が無く、かつてのような知的な部分が欠けている。

舞台が中国というのも、問題があったと思う。まず、中国で蘇るのは『ミイラ(原題のMummy)』ではなく兵馬俑。しかも蘇った皇帝はドラゴンに変身したりする。

前作まではミイラというものが実在し、しかも古代の文献を元に蘇る、それが古代エジプト文化とうまくミックスされ不気味さを加えていたが、今回はそんな文化的な背景が加味されず、ファンタジー作品のような展開であった。

この事は作品全編で感じられ、この脚本が『ハムナプトラ』シリーズ用であるか、疑いたくなった。また軽いウィットにとんだギャクが魅力の作品だったが、今作の場合、ギャグというより悪ふざけと言わざるを得ない部分が、特に前半多かった。

おそらく今作は、ホラー系のテイストを抑え、アクション映画としての魅力を前面に出したつもりだろうが、これはシリーズのファンにとっては残念な結果だったと感じた。

キャスティングに関してもジェット・リーが皇帝役に必要だったのか、キャスティングしたのであれば、前作までの『イムホテップ』の様な、もっと魅力ある悪役に仕上げられなかったのかと感じる。

家族の愛なども描こうとしているのだが、違和感ありすぎる舞台設定とあまりに急な展開で、キャラクターを深く感じることが出来ないので、家族の絆といわれても、その場しのぎとなってしまっている。

この作品は従来のシリーズとは違って、家族で楽しむアクション娯楽作品に仕上がっていると思う。ロブ・コーエン監督は前作『ステルス』でもファンタジー作品のような脚本で作品を作り上げたが、テーマとあまりに違いすぎたため評価はいまひとつであったと記憶している。

今作でも従来のシリーズが持っていた、ホラー要素を削ってしまったことなどから、監督自身が『ハムナプトラ』シリーズに魅力を感じていたのかという事に大いに疑問を感じます。

『ハムナプトラ3』は今までのシリーズファンには、違和感を感じる作品だと思います。ただ、単独の作品としてみれば派手なVFXを使った、迫力の映像満載で、夏休みに家族で楽しむ娯楽作品としてみれば、まずまずの出来だといえるでしょう。

http://www.hamunaptra3.com/

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kain

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『ドラゴン・キングダム』を見ました

2大カンフースター、ジャッキー・チェンとジェット・リーの共演した、『ドラゴン・キングダム』を見ました。

高校生のジェイソンは、不良仲間に脅されて質屋への押し込み強盗の仲間になってしまう。中国人の老人が経営する質屋に押し込んだジェイソンは、老人を助けようとするが、老人から秘宝の棒を渡され、その直後に見知らぬ世界に飛ばされてしまう。

ジャッキー・チェン&ジェット・リーの共演ということで、カンフーアクションはとても見応えがあります。切れといい、スムーズな動きといい、さすがはベテランのアクション俳優でした。

ストーリー的には単純な作品で、多少つじつまが合わない部分はありました。その点では、かなり物足りない作品でした。『西遊記』に登場する孫悟空も登場しますが、日本で一般的に知られた堺正明のイメージとちょっと違ったせいも有り、違和感を感じました。

また、各役者同士の対決シーンにそれなりの時間を割いているため、ちょっと昔の『○○十番勝負』的な構成になっている点も、ストーリーよりアクションを見せる作品と言えると思います。

その意味で、各役者たちが見事なアクションを披露してくれるこの作品はファンにとっては、面白い作品だと感じます。

ただ、そのアクション自体が20年前のジャッキー作品と比べると、迫力の点で価値が落ちてしまっているといわなければなりません。

確かに見事なアクションですが、今の時代となってはCGなどを多用した映像表現が多くなっており、生身では表現できないアクションも可能となっているため、飛びぬけて『凄いアクション』といえる物でもなくなっている事も事実です。

2大スターが共演したにもかかわらず、小ぢんまりとまとまった作品であることも、残念な部分でありました。

一般の人にとっては2大スター共演を見るために、カンフーファンには本格的なカンフーアクションを見ることが出来る作品として、価値のある作品だと思います。

http://www.dragon-kingdom.jp/

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『ダークナイト』を見ました

クリスチャン・ベールがダークヒーロ『バットマン』を演じる第二弾、『ダークナイト』を見ました。

ゴッサムの町にバットマンが現れたことで、一時的に犯罪は減少した。しかし、ジョーカーと呼ばれる男によって、バットマンが存在することが事件につながることになってしまう。バットマンの正体を明かすことを要求するジョーカーに、バットマンは自身の存在に苦悩することになる。

前作『バットマン・ビギンズ』が旧シリーズと明らかに違う、ダークヒーロー像を描き出したクリスチャン・ベール版『バットマン』の第二弾。今回も明るく楽しいヒーロー物とは一線を画した、苦悩するヒーロ像を描き出しました。

さて、すでに各所で話題となっている、故ヒール・レジャー演じるジョーカー。旧シリーズのジャック・ニコルソンのジョークを交えた会話に対して、薄ら笑いを浮かべた不気味なジョーカーとして演じています。

全編メイクをした顔での登場ですが、鬼気迫るというか、突き抜けていると言うか、常軌を逸した犯罪者の不気味さが伝わってきます。かなり迫力を感じる演技であることは間違いありません。

もう一人、アーロン・エッカート演じるハーベイ・デント検事。ゴッサムの町に赴任した新任の検事ですが、登場したときよりどこか危ない雰囲気を出していましたが、やはり物語り中盤で大転換をします。

デント検事と言うことで『あの人』になるわけですが、その後の彼の変わりようと言ったら、それまでの姿とまったく違ってしまいます。どう変わるかは劇場で確認ください。

さすがに2作目となるクリスチャン・ベール演じるブルース・ウェイン/バットマンは雰囲気が決まっていますが、今回は苦悩する表情が前作よりも多くなっており、ヒーロ物にあるような爽快感を感じることは出来ないのが難点と言えば難点でしょうか。

ジョーカーの存在感がたっぷりですが、そのあおりを受けてバットマンの存在感が弱くなってしまっている点や、終始ジョーカーに翻弄されてしまう点、また物語の展開が暗いなど、従来のヒーロー物のつもりで見ると、違和感を感じると思います。

全体として、人間ドラマの部分を強く前面に出した作品に仕上がっているので、ヒーロー物ではありますが大人が見て『犯罪』と言うものについて考える、完成度の高い作品だと思います。

http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/

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『ハプニング』を見ました

M・ナイト・シャマラン監督最新作『ハプニング』を見ました。

NYのセントラルパークにいた人全員が、突然死亡する事件がおきた。謎の事件は徐々に市内に広がっていった。高校教師のエリオットは家族とともに、NYを脱出するが、謎の死をもたらす事件は郊外へと広がり、エリオットたちもその危機に襲われる。

どんでん返しが見事だった『シックス・センス』以来、シャマラン監督の作品は今ひとつ物足りない作品が多くなってしまいました。特に前作『レディ・インザ・ウォーター』は、自己満足だけの作品となっていました。

しかし、『ハプニング』ではじわじわと謎の事件に巻き込まれ、混乱の中で生き延びようとする人間を、緊迫感たっぷりに描いています。

同じような導入部の展開は今年公開された『ミスト』と似ていますが、その後の展開が、『ハプニング』では事件の謎に迫るミステリー風に展開します。その一方で離婚の危機を迎えた夫婦を主人公に置き、友人の子供を預かることになることで、家族の再生あるいは人のつながりによる新たな家族の形を物語の中に織り込んでいました。

謎の死についても、初めは本当に突然起きますが、徐々に関連のありそうな表現が加えられていくので、中盤には『ああ、なるほど』と言う感じで進み、『サイン』の時のような無茶な展開でないことも、好感が持てます。

ただ、最後まではっきりと原因を描かなかったのは、ちょっと物足りなかったかも。ラストを考えると、事件が収束した理由とも整合が取れなくなる気がしました。

ストーリー的にはエリオットが少しずつ事件を解き明かしていくことで進むのですが、そのたびに人が死んでいきます。しかもその描き方がグロに近い部分もあるので、血を見るのが苦手な人には向かない作品かもしれません。

登場するキャラクターの描きこみが少なく、各キャラの言動に感情移入できない部分はありますが、ミステリーホラー作品としては楽しめる作品だと思います。

http://movies.foxjapan.com/happening/

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