« 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を見ました | トップページ | 『奇跡のシンフォニー』を見ました »

『JUNO/ジュノ』を見ました

10代の妊娠をテーマにした『JUNO/ジュノ』を見ました。

ちょっと大人びた高校生ジュノは興味本位から同級生と関係を持ち妊娠してしまう。一度は中絶を考えたが思い直し、生んだ後養子に出すことを決める。出産までの10ヶ月、体の変化や気持ちの変化、周囲の変化といったことを経験していく。

エレン・ペイジがアカデミー賞ノミネートされ、注目を集めた作品ですが、扱ったテーマが重いものであるにも拘らず、うまく練り上げられた脚本のおかげで、暗くならずに見ることが出来ました。

アメリカでは深刻な社会問題となっている10代の妊娠、同様のテーマは金八先生シリーズの『16歳の母』などでも取り上げられていますが、日本とは『性』に関する意識の違いが作品にも現れていて、その感覚の違いも興味深く見ることが出来ました。

ペイジ演じるジュノが、大人びた高校生を演じていますが、劇中では彼女を支える家族の真実の姿が見えていないなど、あくまでも『大人びた』と言う役柄を、うまく表現してました。

特に養子を貰う予定の夫婦との関係で、大人の世界とのギャップを見せ付けられた後の彼女の表情は、それまで妊娠したたことで精一杯大人のふりをしていた姿から、自分が子供に過ぎないことを思い知ったショックをうまく表していたと思います。

養子制度というものが日本とアメリカで大きく違っている点は、作品を知る上で重要だったと思います。アメリカではキリスト教的な博愛主義が、養子制度の根本にあるようですが、今回の作品で簡単に養子縁組が出来るというのには、良い面悪い面の2面性がありそうです。

ただ、子供の出来ない夫婦にとってどれだけ子供を望んできるかと言うことは、ジェニファー・ガーナー演じるバネッサを見ていると強く感じることが出来ます。

そして、やはり子供を生むということは周囲の協力や理解なくして、簡単には出来ないのだということも、作品から伝わると感じました。

日本でも子供を捨てたり殺したりする事件が発生していますが、10ヶ月をかけて生まれてくる小さな命に、愛情を注いであげることが本当に大事であり、その為に出来ることをするという、ジュノの考えには一定の理解が出来ると思います。

出来れば、高校生ぐらい農地に一度この作品を見て、子供を持つことについて考えるきっかけにしてほしいと思える良作でした。

http://movies.foxjapan.com/juno/

人気ブログランキングへ(1クリックお願いします)

kain

|

« 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を見ました | トップページ | 『奇跡のシンフォニー』を見ました »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224846/41675468

この記事へのトラックバック一覧です: 『JUNO/ジュノ』を見ました:

« 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を見ました | トップページ | 『奇跡のシンフォニー』を見ました »