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こんな作品が上映されるだけでも、奇跡的だった

連ドラもダメだった銀幕版「スシ王子」の不調

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080504-00000003-gen-ent

『ワーナージャパン』が満を持して製作した、『銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~』が、予想どうりと言うか当たり前と言うか、大苦戦している。

芸能界ではすっかり幅を利かせ、その横暴さも週刊誌などを賑わせてる『ジャニーズ事務所』。その所属タレントをキャスティングする時は、事前に様々な企画やタレントの抱き合わせを行っている。

人気タレントを囲っている事務所としてはそれでいいのかもしれない。しかし、こんなくだらない映画を製作させるとしたら、ファンをないがしろにする『儲け主義』だと言わなければなりません。

映画自体は未見なので内容は知りませんが、TVシリーズの数本を見る限りは、とても映画館で見せる作品とは思えませんでした。

TV-CMや劇場での予告編を見ても、その印象が変ることなく、結果を見るとその予想は間違っていなかったようです。

さて、国内で製作される作品のうち、この作品のように企画・キャスティング先行の映画制作が多くなっていると感じます。主にTV局主導の作品に多いようですが、この様な制作方法は結果として映画人口の減少を招きかねない愚作です。

たとえばこの作品はGWにあわせて公開されています。ジャニーズタレントを狙い、GW期間中の女子中高生の女性層を観客として動員しようとしている。

しかし、この作品をみて、『映画っていいなぁ』と思う人はどのくらいいるのだろうか。TVドラマのスペシャル版みたいな作品で、レンタルすれば済む程度にしか感じなければ、彼女らが劇場に足を運ぶこと自体が無くなっているのではないだろうか。

この作品の製作陣は、作品を見た人に対して、映画を劇場で見ることの価値、を感じさせたと言えるのだろうか。TVの延長であればTVで見せるべきだったのではないだろうか。

映画というのは幾許かのお金を払って見る物である。国内映画は2年前のバブルともいえる好況により、なんでも劇場にかければいい、と勘違いしているかのような作品が多くなっている。

確かに昔から『アイドル映画』と呼ばれるものは存在した。しかし、製作陣はその作品に映画としての情熱を注いで、一本の作品として仕上げるのが本当ではないだろうか。

今の日本映画界に、映画を愛する人達がいなくなりつつあるのではないかと危惧せざるをえない。

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kain

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