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何が何でも被告の利益を守るのか?

■旧住専の回収妨害、弁護士の安田好弘被告に逆転有罪判決

(読売新聞 - 04月23日 14:02)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080423-OYT1T00430.htm

昨日、安田弁護士の関係した、光市の母子殺人事件に死刑判決が下った。

オウム真理教事件の松本被告の裁判は、安田弁護士が弁護書類を期限内に提出しないため打ち切りにとなった。

そしこの今日の判決である。

共通しているのは安田弁護士が、なりふりかまわず依頼者の利益を確保しようと言う姿勢だ。そして持論(死刑廃止)のために、裁判を不当に引き伸ばしたり、うその供述や偽りの謝罪をさせるなどの活動を繰り返した。

個々の事件での弁護方針については、弁護士としていろいろな戦術が考えられるので、一概に否定は出来ない。しかし、弁護するにあたって、なりふりかまわず被告の利益を優先する、と言うことは、弁護士の独立性から考えると、大きな問題と言わなければならない。

本来の弁護士の役割は、罪を償うにあたって、事実を明らかにし、行過ぎた刑罰が科せられないように、被告の利益を代弁することである。したがって、法を犯してまで被告の利益を優先するのであれば、それは正当な弁護活動とはいえない。

昨日の光市事件判決では、少年の反省の無さを厳しく批判した。しかし、これは少年本人はもちろんだが、そのような弁護方針で裁判に臨んだ、被告弁護団を厳しく指弾したものだと、私は感じた。

弁護士は法律のプロである。彼らがその知識を生かして法を犯すのであれば、正当な弁護活動をする弁護士たちの活動にも、何らかの規制をかけてしまう、きっかけになるかもしれない。

現在、弁護士の増員が図られているが、無秩序な増員の結果弁護士同士の競争が激化し、弁護士としての倫理観を忘れた弁護士が、はびこるようにならないことを祈りたい。

kain

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