『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を見ました

ジョニー・デップが復讐に生きる理髪師を演じる、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を見ました。
かつて無実の罪で投獄され、妻を奪われたベンジャミン・バーカ。その彼が復讐のためにスウィーニー・トッドと名を変え、ロンドンに帰ってきた。フリート街で理髪店を再開した彼は、彼を陥れたターピン判事が、娘の後見人となっていることをしり、復讐の念をさらに募らせるのだった…
ティム・バートン&ジョニー・デップの組み合わせと言えば『シザー・ハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』などファンタジーの中に世相の風刺を織り交ぜた、大人の作品が多いのが特徴。
今作も復讐をテーマに、ブラックな内容を織り交ぜた、大人のミュージカル作品に仕上がっていました。さらに映像的にも暗く沈んだロンドンを、モノトーンに近い色合いで表現しながら、『血』だけはとても鮮やかな『赤』で表現するなど、視覚効果も印象的です。
さて、演じるデップは、今回のようなちょっと癖のある役を演じさせると、本当に上手い。今作でもカミソリを『友』と呼びながら歌い踊る姿や冷酷に人を殺す時の表情は、薄気味悪くもありながら情熱を感じる表情でした。
それ委に加えて、ヘレナ・ボナム・カータがそれに輪をかけて不気味。パイを作る時の表情、とっどを見つめる表所、客をあしらう表情など、無表情でありながら何かを感じさせる目、それが効果的に使い分けられて、二人の組み合わせでさらに不気味な物となってました。
ストーリーはミュージカルという基本があるので、複雑な物ではありません。悪い役人・ターピン判事を演じるのは、最近では『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生ことアラン・リックマン。彼は実に嫌らしい感じで、物語にメリハリを与えています。『判事にどの様に復讐をするか』が第一のテーマ。そして第二のテーマは、『奪われた娘をどの様に救い出すか』。この二つのテーマに向けた、トッドの情熱を物たがりの基本線に、ブラックなテーマはミセス・ベケットの店はどの様に復活するかをまとめているので、ブラックな笑いが分かる人にはなかなか楽しめると思います。
しかし一点だけ欠点を上げると、やや説明不足と感じる部分として、トッドが復讐に関係ない人に対して殺意を向ける部分。この点はちょっと理由付けが弱いのでは?と感じました。
それ以外は、残酷でありながらユーモラスな展開、華麗な歌とダンス、終盤にかけては緊迫感の高まる展開など、時間を感じさせない展開です。
この終盤は本当にドキドキします。復讐に燃えるトッドをいかなる試練が襲うのか、これはかなり見応えがありました。どの様な展開なのかは是非、劇場で確認してください。
http://wwws.warnerbros.co.jp/sweeneytodd/
kain
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コメント
kainさん
今晩は(^_-)-☆
そして、初めまして!!
TB&コメント有難うございました。
時々お邪魔致しますので、宜しくですm(__)m
投稿: mezzotint | 2008年2月 4日 (月) 23時34分