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『アイ・アム・レジェンド』を見ました

人類の殆どが滅亡し、NYに一人取り生き残った男をウィル・スミスが演じた、『アイ・アム・レジェンド』を見ました。

人類の滅亡し、荒廃の影が漂う沈黙の町NY。そこに生きる一人の男・ロバート・ネビル。無人の街を愛犬サムと共にサバイバルを続けていた。彼は無線で生存者に呼びかけどこかにいる生存者を求めていた…

まず、荒涼として静かな崩壊の姿を見せるNYが絶望感満点の始まりです。なぜこうなったか、という説明は初めは殆どありません。冒頭にがんの特効薬のニュースが流れるので『それに関係するのかな?』ぐらいです。

そのNYで生きる男として、ウィル・スミス演じるロバート・ネビルが、サバイバルをする姿が描かれる。この時彼が絶望感を漂わせる演技が、とてもいい。

しかし、同時に彼がNYを救えなかった苦悩も同時に背負っているという心理も表現しなければならず、中々難しい役どころではなかったかと思う。

特に、治療薬を研究する時の表情が印象的。人体実験をする冷徹な研究者の表情でありながら、相棒を失う時の苦悩と悲しみの表情。この切り替えはさすがでした。

ネビルの愛犬・サムもいい演技です。シェパード犬はやはり立派ですね。

ストーリとしては、人類滅亡を目の当たりにした男の終末観を映し出す作品で、派手なアクションなどはちょっと控えめでした。その分、ネビルの苦悩や葛藤を丁寧に描いています。その意味ではネビルの心理に共感できるかどうかが、この作品に価値を見出せるかどうかの基準になると思います。

やや欠点はネビルの行動にちょっと無茶な点を感じることです。たとえばマネキンに過剰な反応を示して、罠にはまったり。人類の生存を信じないのに、治療薬の研究を進める点などです。

オリジナル作品の『地球最後の男』はゾンビ映画の原点となった作品といわれてますが、今作ではウィルス感染者が、完全なゾンビではなく知恵を持ったゾンビとなってます。この点ではゾンビアイディアが行き詰っているのを感じます。

ラスト30分の展開が、ややご都合主義的な感じがしますが、絶望の中に生きる男の悲哀を、丁寧に描いた作品としてまずまずの出来だと思います。

http://wwws.warnerbros.co.jp/iamlegend/

kain

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